「初盆って何？はつぼん？」
初盆(ういぼん）はその人が亡くなって49日経過
してから初めて訪れるお盆のことです。
新盆(にいぼん）と呼ぶ場合もあります。
お盆は亡くなった人が帰ってくるという
信仰もあり、日本の大事な行事の一つで
初盆は特に念入りに供養する風習です。
そんな初盆にお供えする物の金額相場はいくらか？
何がいいのか？現金をそのまま渡すのはダメなのか？
そしてもらった場合のお返しはどうしたらいいのか？
今回はこのあたりを紹介していきます。
慣れてないと戸惑う場面でありますので
しっかり知識を身につけておきましょう＾＾
初盆のお供え！金額の相場はどれくらい？
「いったいいくらくらいのものをお供えするの？」
初盆のお供え物にかけるお金は
3000円から5000円くらいが相場と言われています。
5000円から1万円くらいという相場もあるそうで
間を取るなら5000円前後のものが無難でしょう。
このあたりの金額設定はお付き合いしている
家との関係具合によって調整が必要です。
例えば、職場の同僚や上司のご両親などの
場合は相場の通り3000円、5000円で良いでしょう。
初盆のお供えは何がいい？現金はダメ？
「現金送った方が色々使えていいんじゃないの？」
香典と違ってお供え物をする初盆ですので
現金は失礼、喜ばれないケースが多いです。
お返しをする場合も現金の場合悩みますね。
では何を贈ればいいのか？
ロウソク、線香、日持ちする銘菓が無難です。
場所によっては提灯を贈る風習もあります。
盛りかご(果物)も定番のお供え物ですね。
水ようかんやゼリーでも悪くはないですが
調味料やコーヒー、乾麺あたりになるとお供えと
言うよりお中元っぽくなるので控えた方が良いです。
初盆にもらったお供えのお返しはどうしたらいい？
「初盆のお供え物に対してお返しをするなら？」
故人に対して良くしてもらったということで
お供え物に対するお返しはしたいところですね。
でもどれぐらいのものを贈ればよいのか？
いただいた金額の半分程度の現物で
お返しが相場となっています。
これはお供えではないのでコーヒー、お茶など
お中元、お歳暮のようなものでもかまいません。
不要とあらかじめ言われた場合にも御礼文を
贈るなど感謝の意を表した方が良いですね。
まとめ
・3000円～5000円くらいが相場
・ロウソクや線香、銘菓、盛りかごが良い
・お返しはいただいた金額の半分返しが良い
初盆(新盆)のお供え物に関する
知識はだいたいこんな感じです。
「みんな同じ感じだし、違うものにしたい」
という気持ちもわかりますが
注目を浴びるための行事でもないため
あまりハリキる必要は無いかと思われます。
スマートに、無難にこなすのが良いですね＾＾
