「盆栽のしだれ桜って枝は増えないものなの？」
100円くらいで買った苗木だから
そんなに良いものではないのかもしれませんが、
なんだかさみしい感じになっています。
これって枝の増やし方とかあるのでしょうか？
剪定の仕方や植え替えの時期、やり方と
いっしょに紹介していきます。
今回は盆栽、しだれ桜に関する話題です。
しだれ桜の枝が増えない…どうしたらいい？
「そもそも枝は増えるの？」
しだれ桜は買ったばかりだと細い苗木です。
まずは釣竿のようになっている細い先端を切ります。
そうすると脇枝がどんどん伸びていくんです。
しかしすぐに切ってしまうと高さが低いので
ある程度伸びてからにしましょう。
これを「芯を止める」というんですが
止めないとどんどん上に伸びて細いままです。
「切ったらすぐに増えるの？」
今年の春は厳しいでしょうが
キチンと手入れしてあげれば
来年の春には枝が垂れて立派になるでしょう。
しだれ桜の剪定ってやり方はどうするの？
「剪定ってどうやってやればいいの？」
苗が小さいうちはすぐに枝が
地面についてしまうので
まずは芯となる幹の高さが必要です。
中心となる主幹を先に伸ばして
目標となる高さまで育ったら
前述した芯止めをします。
その後は頂点から伸びる枝も
徐々に伸ばしていって
花をつけさせていきましょう。
「どの枝を切ればいいの？」
剪定して良い枝って気になりますよね。
シダレザクラの場合は上の方に枝があって
さらに下にもしだれたのがあると見栄えが悪いです。
幹の下の方から伸びる枝は地面につきやすいですが
これは枝先を切らずに必ず根元から切るようにします。
不要な枝は根元から！これが基本です。
少し太い枝を切った場合には
雑菌が入って病気になる場合があります。
切り口には必ず保護剤を塗ってあげてください。
雑菌が入らないように予防することが大切です。
しだれ桜の植え替え時期とやり方は？
「植え替え時期は何を基準に決めればいいの？」
鉢植えの場合は根詰まりを起こさないように
2年か3年に1回、12月～2月のうちに植え替えます。
花後か葉が落ちた11月過ぎが安全ということで
植え替えの１つの基準になるので覚えておきましょう。
根についた土を半分くらい落として、
伸びた根は切り落としてから
1回り大きな鉢に植え替えましょう。
最初から大きな鉢に変えてしまうと
次の植え替えに苦労しますので
鉢は1号ずつ大きくした方が良いです。
まとめ
・枝の高さを決めたら芯止めすると増える
・不要な枝は根元から切る
・2年か3年に1度は植え替えが必要
盆栽で手軽に見る桜もまた良いものですね(･∀･)
