今さっきFF15をクリアしたんですが
いくつかモノ申したいポイントが
あったんでダラダラ書きます。
「FF15って名作なの？駄作なの？」
「ネタバレOKなんで教えてよ～」
って方は見ていただければ
ちょっとは参考になるかも！
プレイ時間は77時間ほど。
けっこう寄り道しました。
寝落ちもありましたｗ
FF15は名作だったのか？駄作だったのか？
いろいろな視点から語ります。
まずゲームを形作る要素として
・ゲームシステム
・BGM、サウンド
・グラフィック
・キャラクター
・世界観
・シナリオ(演出)
こんな感じで構成されています。
ゲームシステムは最初難解かな？と
思いましたが慣れてくると
自分は問題に感じませんでした。
戦闘は徐々に爽快感が出てきたし
キャンプはホントに楽しかったし
写真で爆笑させてもらったり…
オープンワールドを旅して
依頼をこなすのは大好きなので
抵抗なく遊ぶことが出来ました。
BGM、サウンドに関してもさすがFF。
激アツなシーンで流れるBGMは鳥肌モノ。
グラフィックも特に問題なし！
世界観も旅好きな自分には
良く感じられました。
ゴハンもおいしそうでグッド！
キャラクターもどれも魅力的で
絡んでいる姿もほほえましくて…
みんなホントに大好きです。
ヒロシ（アーデン）にすら
愛着がわくくらいでした。
みんなエエ子でした…
ただしヒスゴリラはもうちょっとがんばれｗ
最初は結構好きだったのにな～…
不器用にもほどがあるだろって感じでした。
でも妹さんはかわいいです。
あざとカワイイです。スキ
ってことでFF15全体としては
総じて名作だったと感じました。
「うんうん、やっぱりFFブランドだね！」
って終わればめでたしめでたし！
だったんですけどね～…
どうしても許せないのがシナリオ！
どうしても納得いかない！
ひどい！つらい！なんとかしろ！
とにかく許せないって
思いでイッパイになりました…
FF15のココが変だよ！なんとかして！
「それはもう見飽きたんだよ！」
数人の選ばれた者が世界を救う、
代償として自分を含めて
仲間はみんな消えていなくなる。
誰かの犠牲の上に世界は平穏を取り戻す。
それはリアルでもさんざんやってるんですよ。
今コレを見てるアナタもやってるんです。
世界は誰かの仕事で回っているのですから！
「自分が見たいのはハッピーエンドだった」
良いキャラクターたちとはいえ人間。
ツライ思いをしたり命を落としたり
だって最後はみんな死んじゃうでしょ？
ってソレはわかってるから！
そういうのいいから！
一部で「ありきたりだよ、甘っちょろい」なんて
批判されようがかまわないような
まっすぐなハッピーエンドが見たかった…
コレは世界が、キャラが好きだからこそ
出てくる個人の感想ではありますが…
あんな終わり方にしなくてもいいじゃん。
そして最高に許せなかったのが
最後のノクトとルーナのあのシーン。
「あれって何のためにあったの？」
って考えてみたんですが
さっぱり本筋とは関係ないです。
だってずっと前にルーナは死んでるし
ノクトだって世界救って死んだし。
あの幸せそうなシーンは何だったのか？
ここから先は私のヒドイ妄想ですが…
FF15はハッピーエンドだったと誤認させるもの
こう結論付けました。
最高に許せない。
「主人公たちは死んで世界は救われました」
ほとんどの人間はこの終わり方を
バッドエンドと呼ぶでしょう。
こういう終わり方だって
アリだとは思います。
ツライことはツライですが…
しかし最後の感想が「良かったね」には
ならないことを恐れたのでしょう。
トンでもない蛇足をカマしたのです。
それが最後の幸せそうなシーン。
あんなものはいらなかった。
こまごまとした言いたいことはあります。
ノクトに世界を救う意思が見られないとか
アーデンが結局願いかなえて幸せそうとか
グラディオさんの見せ方が最高にヘタとか
そうだ、アーデンさんといえば
個人的にやっちゃいけないシナリオ！
「悪役だってかわいそうな犠牲者だった」
コレ駄作になりがちです。
バカみたいでいいんです。
悪役はゼッタイに悪役のまま！
コレはJOJOの作者である荒木さんの
持論でもあるらしいのですが
「コイツかわいそうだな…」
とは思わせないようにしているそうです。
その辺いくとアーデンはかわいそうでした。
あとはシドニーちゃんともっと絡みたいとか
ルーナといちゃつきたい、イリスちゃん…
アラネアさん…ゲンティアナさん…
しかし！最後のシーンのように
「どれか１つだけ持っていきたいんだ」
ってことで選択するのであれば
ぶっちぎりでこの問題です。
バッドエンドだったものをまるで
ハッピーエンドだったかのように
印象操作するのは何故なのか？
「良かったね」と言わせたいがために
こんなモノを見せたのだとしたら
上等な料理にハチミツ云々ですよ。
ひでえことしやがる…
FF15はどうあるべきだったのか？
「では、どうすれば良いシナリオだったのか？」
選択肢はさまざま、
多岐に渡るってヤツですが…
その１：ハッピーエンドにしちゃう
その２：バッドエンドでも良い見せ方があった
あ、ゴメン2個しかなかったわｗ
1個ずつ考えていきましょう。
ハッピーエンドにする場合どうすりゃよかったか？
そりゃもう13人の王と6つの神(故人たち)が
一肌二肌脱いで現役のためにガンバルですよ。
「星の病(アーデン)をなんとかする」
コレがハッピーエンドに持っていくための条件で
現役、つまり未来が犠牲になる終わり方ってのは
バッドエンドに見えてしまうワケなんです。
命は繋がっていくものならば
普通に若いヤツは生き残らせるべきで
ジジババが気骨を見せるところだった。
人間の意志の根底は
「ハッピーになりたい」
そのために破滅を回避、防ぎたい。
このあたりの意志を感じなかったのも
シナリオがダメだと感じた理由。
その辺「君の名は」は幸せになろうとする
意志のようなものを感じて、感動した。
話がだいぶ逸れてまいりましたｗ
続いて候補2、バッドエンドでも良かった。
コレは最後の見せ方次第でなんとかなります。
つまり救われた後の世界を描写すれば良い。
前述したとおり主人公たちの視点で
今まで物語を見てきた身としては
ツライ終わり方ではありますが…
世界に夜明けがきたってことで
悲しいけど受け入れるって
なったかもしれません。
やっぱり最後のアレが最高に害悪だわ！
まとめ
だらだらと書いてきましたし
ほうぼうに話が飛びましたが
コレがプレイした人間の感想です。
あくまでも個人的なものですので
「あ、FF15やっぱりダメなんだ」
とは思わないであげてください。
シナリオがダメだっただけなんです。
ゲームだけで見るなら
数日寝ないで遊びこむほど
おもしろい…魅力的でした。
間違いなく「このゲームと出会えて良かった」
って思わせてくれる作品なのは確かです。
最初「男だけ4人パーティｗないわ」なんて
思ってたんですが考えてみるとこの構成
FF3とまったく同じなんですな、前例はあった。
プレイアブルじゃない女性って
こんなに魅力的に見えるんだなって
思ったりさせてくれたのも感謝ｗ
旅とかキャンプっていいなって
改めて感じさせてくれたし、
ステキな時間を過ごせました。
ただなあ…シナリオがなあ…
追加シナリオが出るなら
もう1周したいくらいですよ(・∀・)
