「おはぎを作っているとあんこ作りが不安…」
おいしいおはぎかどうかが決まる
大事な部分だけに作り方次第では
味や食感が気になってしまいますよね。
いったいどうやって作れば失敗しないのか?
砂糖の種類によっても変わってくるのか?
そして作ったものを保存して
おきたいので冷凍することはできるのか?
おはぎの作り方に関するギモンのお話です。
おはぎの作り方!あんこで失敗しないためには?
「あんこ作りがいつも不安…」
まずは作り方をしっかり確認しましょう!
◆あずきの煮方
①洗ったあずきを一晩かけて水に漬けふやかします
②吸水させたあずきをたっぷりの水で煮ます
③沸騰してしばらくしたら等量以上の水をさします
④水温が50度以下になるまで冷まします
この後で煮ることによって大豆のデンプンが
急速に吸水するのでやわらかくなるまで
しっかり、充分に煮てください。
◆詰めの段階
①ゆで汁は捨ててしまって大丈夫
②ゆであがったあずきをつぶしていきます
※こしあんにするなら裏ごしして皮を除きます
※晒餡はこした餡を水に溶いて上澄みを捨て晒します
これでできた餡が生餡で
砂糖を加える段階を詰めといいます。
砂糖の分量は餡の等級によって変わります。
通常の並み割りで豆の6割を加えます。
中餡なら10割、上餡なら12割入れます。
おはぎを作るなら並み割り餡で良いでしょう。
このあと煮詰めていくのですが
本職の方はここで銅の鍋を使っています。
ステンレスの鍋でも大丈夫なのですが
縁についた部分が焦げやすくなるので
混ぜながら気を付けて煮詰めましょう。
ここが一番神経を使うところ!
あんこにおこげは厳禁です。
最初にあずきを柔らかく煮すぎた、
水分が多いかな?と思っても
詰めの段階で水分がけっこう飛びます。
そして冷えると餡はカタくなるので
キモチやわらかめで火を止めるのが良いです。
加減がわからなければ少し皿にとって
冷蔵庫で1~2分冷やして様子を見ましょう。
おはぎの作り方!砂糖の種類は何がベスト?
「コレがベスト!って砂糖はあるの?」
いろいろな砂糖がありますが
これは作る方の好みで変わってきます。
グラニュー糖
クセがないけど甘みが強いです。
上白糖
一般的な仕上がりになります。
三温糖
独特の風味で豆の味がわからなくなります。
黒糖
ハッキリと風味がつくので好みが分かれます。
和三盆
さわやかな味わいですがコストがかかります。
特にこだわりがなければ上白糖で良いでしょう。
おはぎの作り方!冷凍保存ってできるものなの?
「おはぎって冷凍保存できるの?」
1個1個ていねいにラップにくるんで冷凍してください。
解凍するときになったら、電子レンジなら
「ごはん」の自動設定でかなり温まりますので
途中でとめる、少しさますなどで調整が必要です。
自然解凍でも食べられなくはないですが
ごはんの部分が少しカタくなってしまいます。
どうしても作りたてに比べて質が落ちるので
できれば冷凍せずに直前に作って
食べる方が良いでしょう。
まとめ
・小豆は柔らかく煮たほうが加工しやすい
・砂糖の種類は好みで選んでかまわない
・おはぎの冷凍は可能だけどオススメできない
なんだか自分で作ったおはぎって
いろいろ気になっちゃうんですよね。
まだまだ慣れてない証拠かもしれません^^;
作り置きして冷凍保存からの解凍は
やっぱり味や食感が落ちるようなので
できるだけ作りたてにしたいところですね。