「七五三って時期になればいつでもいいの?」
土日祝日は混み合うし、平日に時間を作って
お参り、撮影と済ませてしまうことが
できればササッと終わって快適ですよね。
しかし…それっていいのでしょうか?
七五三の日程の決め方と
マナーについて紹介します。
七五三の日程ってどう決めるの?平日でもOK?
一般的に11月15日が七五三ですが
早くても遅くても問題は無いため
最近では日程をずらす人も多いです。
できれば11月中が良いですが
身内の都合が良い日で行いましょう。
平日でも家族、身内の都合が良ければ
七五三を行っても大丈夫です。
神社によっては七五三の日を決めているところ、
予約制のところもあるので
問い合わせてみましょう。
お参りするときの作法、マナーは?
神社でお参りする場合は
マナーや作法がいろいろあるので
おぼえておきましょう。
・鳥居をくぐる際に一礼する
・参道の真ん中は通らず道の端を歩く
真ん中は神様の通り道となっています。
入るだけでもこれだけは
守らなければならないので注意です。
参道を進んでいくと神様に
参拝する前に身体を清める場所があります。
これを「手水舎」(てみずや)と言います。
ここで身体をキレイにしてから参拝します。
②左手にひしゃくを持ち替え右手を清める
③ひしゃくを右手に持ち買える
④左てのひらに水を受け、口をすすぐ
⑤水をもう一度左手にかけて清める
⑥使ったひしゃくを立てる
⑦柄の部分に水を伝わらせるようにかける
⑧ひしゃくを元の位置に戻す
この工程を水をすくうのを
最初の1回だけで終わらせます。
2回以上水をすくってはなりません。
つまり①の段階ですくった水だけで
全部を行うのがマナーとなっています。
こうして身体を清めましょう。
こうして神様に参拝することができます。
賽銭箱の前に着いたら軽く一礼し
鈴があるようなら強く鳴らしましょう。
神様に自分が来たことを知らせます。
お賽銭を準備し、投げないで
静かに置くように賽銭箱に入れましょう。
「お賽銭って投げ入れるものじゃないの?」
お正月、初詣の時は良いのかもしれませんが
七五三の参拝ではマナー違反となります。
その後、二礼二拍手一礼を行います。
二礼は神前に向かって背中を平らにして
腰を90°折って二回深いおじぎをします。
二拍手はてのひらを合わせてから
右手を少しずらし拍手し、再びてのひらを合わせ
祈念してから手をおろします。
拍手には自分が素手であること
下心が無いことをあらわしています。
最後に一礼で深くおじぎをします。
以上が神社でおまいりするときの
マナーとなっています。
撮影するときに気をつける事はある?
まず事前予約は前提となります。
飛び込みで撮影してくれるお店は
まず無いと思ってください。
撮影前には事前にトイレを済ませましょう。
着替え終わってからトイレとなると
手間がかかってしまいます。
あまり無いパターンではありますが
親が一緒に写真撮影をする場合は
こどもに合わせたものを着ましょう。
こどもが紋付袴を着るのに
親が私服では浮いてしまいます。
いっしょに写真にうつりたい場合は
同じような種類の服を着ましょう。
まとめ
七五三の日程に関しては
11月15日を基準にアバウトで良いですが
神社のおまいりマナーはキッチリしましょう。
撮影は予約が前提、トイレは済ませておく。
もし親も一緒に写真に写る場合は
服の種類を合わせるようにしましょう。
最近では七五三だからといって
特別な衣装を着るわけではなく
洋服で撮影する方もいます。
何度もやるわけではない特別な行事ですので
しっかりと作法を守ることで
お子様の思い出にも残ることでしょう。