「なんで今日の晩御飯のりまきなの～？」
「えーっと…」
そういえば節分に恵方巻を
食べるのってなんで？
親の自分もよくわからないぞ！
いつから始まったものなのか？
なんで食べられるようになったのか？
そしてそれをこどもに
教えるにはどうするか？
気になるギモンを解消しましょう！
恵方巻っていつから始まったの？
恵方巻の起源、発祥は
さまざまな説があって
コレが正解！というものはないです。
一番古い説で1544年ごろに
堀尾吉晴(ほりおよしはる)が
食べたところ広まったといわれています。
出陣の前に海苔巻きのようなものを食べて
戦いに大勝利し、それが偶然にも
節分だったという説があります。
しかし、コレちょっと無理がありまして…
板のりの誕生は江戸時代、
つまりこの時代は無いんですね。
そんなわけで古くからある説ですが
残念ながら根拠としては乏しいです。
一般的には江戸時代の終わりごろに
大阪の商人たちが商売繁盛と
厄除けの意味で食べ始めた説があります。
そのころは「幸運巻き寿司」という
名前で食べられていました。
このほかにも1800年ごろ、節分の日に
大阪近郊の申村(さるむら)、現在の此花区に
住む人たちから広まった説もあります。
巻き寿司を食べるときに
切り分ける手間を省くため
一本まるかぶりしていました。
以上のようにさまざまな説があって
いつから始まったかというのは
2016年12月現在でもわかっていません。
恵方巻の由来は何？
以前は丸かぶり寿司、幸運巻き寿司、節分の巻き寿司
などなど名前も定着してはいませんでした。
それが「恵方巻」として
認識されるようになったのは
あるコンビニが始まりです。
1998年、セブンイレブンが
全国発売にあたって
商品名として採用したものでした。
それが全国的に広まった結果
節分に食べる巻き寿司＝恵方巻
となったワケです。
2000年代になってからはどこのお店でも
販売促進、キャンペーンが行われました。
2006年には完全に「恵方巻」として
全国に認知されるところとなりました。
つまり商品名だったワケですね。
こどもにわかりやすく教えるにはどうする？
「コレはオトナだから理解できるけど…」
お子様に教えるには
若干かみくだいて
教えなければなりませんね。
今までの内容をお子様に
説明するにはどうしたら良いか…
「昔々、大阪にいろんなモノを売っている人がいました」
「その人たちが食べると儲かるぞ～と海苔巻きを食べました」
それが今でも広まって
節分に海苔巻きを食べると
良いことがあると伝わったんだ。
こんな感じで納得してくれるでしょう。
ハッキリとした発祥、時期、由来が
さだかではないものではありますが
「食べると良いことがあると言われている」
ってところだけ説明すれば
良いのではないでしょうか。
お子様はだいたい海苔巻きが大好き！
なので、おいしいものを食べられるのに
なんで？と聞いてくる子は少ないです。
ただ、お子様の探求心を
ないがしろにするのも
親としては考えもの…
もしも聞かれたら答えてあげましょう。
まとめ
「ぶっちゃけよくわかっていません！」
ただ、昔の人はなにかと理由をつけては
おいしいものを食べる口実にしていました。
祭りのたびに貴重なコメを食べてました。
コレもその一つなのではないかな～と
ユーサンは考えたりしています(・∀・)
お子様には「食べると良いことがあるよ」
って昔から伝わっているんじゃよ～
ぐらいに説明してあげましょう。
