「ひな祭りといったらはまぐり!」
でもなんではまぐりを食べるんでしょうか?
考えてみると由来がわかりませんね。
調理する際のコツ、砂抜きや味付けと
いっしょに気になるギモンを解決しましょう!
おいしく作って楽しくひな祭り♪
ひな祭りにはまぐりを食べる由来は?
「何故ひな祭りにはまぐり?」
実はハマグリは縁起物だったんです。
古来より日本では二枚貝は
貝を1枚ずつはがすと他とは合わさらない。
つまり一人の人に添い遂げるという意味ですね。
「良い相手と巡りあえますように」
そんな願いが込められているのです。
昔は嫁入り道具としても使われていて
362個のハマグリを豪華な箱に入れて
一番最初に運び込んだりしてました。
それとは別に旬が2月~4月なので
おいしいから食べられていたのもありますね。
鉄分、カルシウム、タウリン、ビタミンB2、B12に
亜鉛とさまざまな栄養が豊富に含まれているので
おいしくて栄養価も高い食品というわけです。
ハマグリって砂抜きが面倒そう…コツとかある?
「砂抜きってどうするといいの?」
塩水に入れて砂を抜きます。
濃度は3%、300CCなら塩9gって感じです。
バットや平らなお皿に重ならないように
はまぐりを並べて貝の頭が少し出るくらいの
分量で塩水を入れていきます。
貝が重なってしまうと下側の貝が
上側が出した砂を吸ってしまうので注意。
バットの中が暗くなるように穴を空けたアルミ箔を
軽く乗せて高温にならない場所で3時間~4時間おきます。
冷蔵庫に入れると低温すぎて砂が抜けませんので
室温程度の環境で放置するようにしましょう。
砂を抜いたら仕上げにこすって洗うと
だしのにごりや臭みを防止できます。
もっとおいしく!こだわりたいのであれば
塩水に鉄クギをいれておく、にがりを1滴入れる
こうすると味が良くなるようです、お試しアレ!
「どれぐらい保存できるの?」
できればすぐに食べたほうがよいですが
2日程度なら冷蔵庫の野菜室で保存が可能です。
砂出しした後に濡らした新聞紙に包んでから
野菜の冷蔵室に入れて保存するのが良いでしょう。
貝はまだ生きているので呼吸しています。
ビニール袋に入れる場合は袋を
閉じないように注意しましょう。
はまぐりのお吸い物を簡単に作るには?
「味付けとか大変そう…どうしたらいい?」
はまぐりのお吸い物は白だしで
作るとおいしくできます^^
◆用意するもの
・砂抜きしたはまぐり8個
・白だし40ml
・水4カップ(800ml)
・三つ葉 お好みで
◆作り方
①はまぐりと水、白だしを鍋に入れる
②中火から弱火の火加減で煮る
③貝がらが開いたら火からおろす
④器に盛って三つ葉を入れて完成!
作り方は非常にシンプルですので
はまぐりの砂抜きが大事になってきますね。
まとめ
・縁起物なので食べられている
・重ならないように塩水につける
・白だしを使うとおいしくできる
ひな祭りをおいしく彩るはまぐり。
ただの縁起物にとどまらず
栄養価が高いのもうれしいところですね(・∀・)