「鏡餅っていつまで飾ってるんだっけ…?」
正月すぎてもなんとなく置きっぱなしに
なりがちなおモチ…これって
いつになったら外してもかまわないの?
一緒に気になるギモンである
・固くて切れない場合に切る方法
・おすすめの食べ方、レシピ
このあたりも紹介していきます。
鏡餅はいつまで飾っていればいいの?
「いつからいつまで飾るものなの?」
鏡餅は12月の28日~翌年1月11日まで飾ります。
「なんで28日?」
それは八の字が末広がりで縁起が良いから。
29日に飾るのは9が苦しむを連想させるため
28日に飾れないならとばして30日に飾ります。
そして1月11日、この日が鏡開きです。
飾った鏡餅は神様から力を授かれる縁起物!
飾ったら終了ではなく
食べてこその鏡餅です。
固くて切れない場合どうしたらいいの?
「しかし飾っていたのでカタくて切れない!」
最近では個包装タイプの鏡餅もあるので
食べる日に食べやすいようになっていますが、
本来の鏡餅はガッチガチになってしまいます。
どうやってカタいモチを切ればいいのか?
実は「切る」という発想自体が間違い!
本来は鏡餅は割って食べるものなのです。
鏡餅を包丁で切るのは縁起が悪いとされていますので
手や木槌で割って食べるのが本来の方法です。
しかし手で割ろうとすると大変ですし
木槌なんてのもなかなかないので
金槌で割るのが現在では一般的です。
具体的な叩き方のコツは
はじめにトントンとちょっとずつ叩いて
ヒビが入ってきたらいきおいよく叩きましょう。
この時の「割る」という言葉もまた
縁起が悪いので「開く」と表現します。
これが「鏡開き」なんですね。
「グチャグチャになりそうなんで、やっぱり切りたい」
そんな場合は鏡餅を半日程度水に浸します。
そのままお皿にのせて電子レンジで加熱します。
3分くらいで様子を見てやわらかさを確かめて
固ければさらに3分を繰り返しましょう。
しかしやっぱり切るのは縁起が悪いです。
なるべくなら手でちぎったりして
切らないで分けるようにしたいところです。
おすすめの食べ方、レシピは?
「モチはうまく分けたけど、どうやって食べればいいの?」
食べる際はふつうのおもちですので
お雑煮やお汁粉で食べると良いでしょう。
きなこや黒蜜と食べるのもおいしいです。
和風ばかりで飽きてきたという方は
チョコレートといっしょに食べるのもオススメ。
まとめ
いつまで飾ってればいいの?
⇒12月28日~1月11日まで
固くなってて切れない場合は?
⇒本来割るもの、または水に浸してチンする
おすすめの食べ方は?
⇒普通におもちとして食べて良い
飾ってオシマイではなく食べてこその鏡餅!
しっかり神様からのパワーをいただきましょう♪