「さつまいもを蒸かしたいけど、レンジでいいかな?」
火を起こさず手軽に使えるので
電子レンジでチンして
蒸かすことができたらカンタンですね。
でも、甘くなくなるって
聞いたのですがホントでしょうか?
なぜ甘くなくなるのか?その原因は?
どうやったら甘い蒸かしイモが
電子レンジで作れるかを紹介していきます。
さつまいもをチンしたら甘くなくなる原因は?
さつまいものデンプンは
できるだけ長時間かけて加熱すると
甘みが増すと言われています。
40℃から60℃くらいの間で
だいたい30分から1時間程度。
この温度と時間で酵素がはたらき
甘くなるというわけで
これがおいしいサツマイモの条件です。
電子レンジで調理してしまうと
数分で最高温度に達してしまうため
酵素がはたらくのがすぐ終わります。
これがおいしくないと
感じる原因なんですね。
基本的なことではありますが
サツマイモ自身に問題が
ある場合もあります。
一概に調理にだけ問題が
あるわけではないので
注意が必要です。
さつまいもをチンしたら栄養がなくなるってホント?
電子レンジで調理をすると
栄養もなくなるというウワサがあります。
ホントでしょうか?
コレは科学的に全く
証明されていない話です。
栄養素が壊れる原因は熱にあるため
電子レンジに限らず通常の調理でも
栄養が壊れる可能性はあります。
レンジでチンしたから栄養価ゼロ!
なんてことはありません。
どうしたら美味しく電子レンジでチンできるの?
電子レンジはさつまいもを
おいしくするのに適した
器具ではありません。
しかし、それでも!
電子レンジを使いたい!
そんな場合はキッチンペーパーで
さつまいもを包みます。
全体を水でぬらして
さらにラップで包みます。
600wで2分あたためます。
あたためた後で100wに落として
さらに15分くらいあたためます。
カタさを確認して、まだカタい場合は
さらに100wで1分間隔くらいで
やわらかくなったか確認していきます。
確認方法はハシや串をさしてみて
スッと刺せるくらいが
ちょうどいいです。
まとめ
さつまいもは基本的に
じっくりあたためるものなので
電子レンジは不向きなんですね。
甘くないと感じる方は
酵素のはたらきがないと
感じたというワケでした。
ムリなくおいしく食べるのであれば
電子レンジ以外の方法で、
例えば焼きいもにする、
蒸かし器を使って調理するなど
した方が良いでしょう。