「もういくつ寝るとひな祭り?」
ひな祭りに人形を飾るのはわかるけど
正確な時期って言われると、そういえばいつから?
正しい飾り方とかあるの?
片づけるのが遅れると行き遅れるなんて
いうけれどいつ片づければいいの?
今回はひな人形に関する
気になるギモンを解決していきます。
知ってそうで意外と知らないですよね!
ひな祭り前はいつから?ひな人形を飾る時期!
「いつから飾るのが良いの?」
ひな人形は立春(2月4日)から2月中旬に
かけて飾り始めるのが良いとされています。
節分で豆をまいて厄払いした後で
飾るものであると覚えておきましょう。
どんなに遅くともひな祭りの一週間前までには
飾りつけを完了させておきたいところです。
地域によっては二十四節気のひとつである
「雨水(うすい)」に飾ると良いと
言われているところもあります。
雪や氷が溶けはじめてあたたかくなる時期ですね。
毎年2月の18日、19日あたりになります。
ひな人形を飾るときの注意点は?
「飾り方に決まりがあるの?」
飾る場所に関してはせっかくの桃の節句ですので
みんなに見える場所にスペースをとってあげましょう。
「段飾りの配置は?」
最上段にはもちろんお殿様とお姫様。
この辺は特に悩まないんですよね。
問題はその下からですね。
二段目には三人官女を並べます。
両側が立っていて真ん中は座っているものと
逆に真ん中が立って両側が座るパターンがあります。
三段目には五人囃子が並びます。
左から「太鼓」「大川鼓」「小鼓」「笛」
そして一番右は扇をもった「謡い手」となります。
四段目には随身を飾ります。
向かって右に左大臣(老人)を
左には右大臣(若者)を並べます。
五段目は仕丁(してい)、衛士(えじ)を飾ります。
沓台を持っているのを中央に並べて左右は
それぞれの手を上にあげている方を並べます。
六段目、七段目は特に決まりがありませんが
食器たんす、化粧道具は段の上に置いて
かごや御所車は下の段に置くのがバランスいいです。
片づける時期は?しまうときの注意点は?
3月3日が終わったら片づけることが多いですが
長い場所では4月3日まで続けるところもあります。
一般的なリミットはひな祭りから2週間を目安に
中旬ごろまでしまうようにするのが良いでしょう。
ベストな日は啓蟄の日(けいちつのひ)である
3月6日ごろとされています。
「婚期が遅れる、お嫁にいけないというのは?」
これは実はただの迷信だったりします。
しかし、片付けがちゃんとできない女性は
お嫁にいけなくなるよ!というしつけの意味があります。
人形の負担のことを考えると
晴れていて湿気の無い日に片づけるのが良いです。
まとめ
ひな祭り前後2週間に飾り、しまうのが良いようです。
行き遅れ云々は迷信なのでしまう時期は
よく晴れた湿気の少ない日を選ぶのが良いでしょう。
ひな人形の飾りつけは慣れていないと
配置を忘れてしまいますよね。
しっかり飾って桃の節句を祝いましょう(・∀・)