会社の同僚が痛風にかかったらしく
自分の休みが一週間なくなりました。
やりたかったアレコレがパアです。
しかし、ひとのふりみて我がふりなおせ。
自分も痛風にならないとは言えないわけで
一週間休みになる代わりに痛風になるなんて
イヤだなあ～とも思うわけです。
そこで今回は痛風の予防に関して紹介していきます。
痛風にならないために食べ物で気を付ける
「プリン体に気を付ければいいんでしょ？」
これはけっこう古い知識です。
そもそもなんで痛風でイタくなるのか。
これは血液中に溶け込んでいる尿酸という
物質の量が基準を超えるために発生します。
この量を尿酸値というんですが
これが大きくなると溶けきれずに
結晶化して白血球を攻撃しはじめます。
コレによって「いででで！」ってなるんですね。
プリン体はこの尿酸値を下げるために
摂取量を制限するよう考えられていました。
しかし尿酸は日々身体の中で生産されているので
プリン体を制限するだけではいけないのです。
「じゃあ、何食べればいいの？」
尿酸値を上げる食べ物を避けて
尿酸値を下げる食べ物を積極的にとりましょう。
上げる食べ物はプリン体の多いもの。
レバー、魚卵、干物、かつお、いわし、エビなどです。
また、プリン体は特に水に溶けやすい性質があるので
肉や魚の煮汁はプリン体のかたまり！
ごはんにかけて食べるのが好きな人は要注意です。
しかし、前述しましたが大量摂取しなければOK。
摂取量をゼロにしろというほどではありません。
飲み物はジュースやアルコールは控えて
水、お茶などカロリーゼロのものを飲みましょう。
乳製品も痛風リスクを下げる調査結果があります。
ヨーグルトなどを積極的に摂取しましょう。
積極的に食べたいものとしては
海藻、野菜、きのこ、芋、大豆を食べましょう。
尿をアルカリ化することで
尿酸が溶けやすくなっていきます。
どんな運動をすれば痛風予防になる？
効果的な運動はズバリ、有酸素運動です。
適度に運動をしている人はそうでない人に比べて
痛風になるリスクが40%も低下するそうです。
ウォーキング、サイクリング、エアロビクスなどですね。
水泳も効果がありますしストレッチでもOKです。
呼吸を止めずに運動することが大事になってきます。
あまり筋肉を使わないでゆっくり20分以上
運動をすることで痛風予防になります。
やってはいけない運動は無酸素運動です。
ダッシュや筋トレは身体で尿酸を
大量に作ってしまうので要注意です。
「そうはいっても足が痛いのに運動って…」
痛くて動けないのに運動しろってか！って
なっちゃいますよね、ふつう…
今回は予防に関して書いてますが
痛くて調べる人もいると思います。
そこでおすすめなのが「ラジオ体操」！
実はイスに座ったままでもできます。
コレを毎日続けてみましょう。
思えばこどものころは運動する習慣がありました。
体育の授業でイヤでもカラダを動かしていましたね。
しかしオトナになるとその習慣がなくなります。
痛風になる体質を自分から作ってるんですね。
適度な有酸素運動は必要だということです。
痛風に効くサプリメントってあるの？
「サプリでなおせるならそれでいいじゃん？」
ってなりますが…痛風に効くサプリはありません。
いろいろ効果があるよ～みたいな宣伝文句に
惑わされそうになりますが、効果はないです。
漢方薬でもそれは同じです。
医師に処方してもらえば
尿酸値を下げる痛風予防薬はありますが
まずは生活習慣の見直しが第一です。
まとめ
・尿をアルカリ性にする食べ物を積極的にとる
・有酸素運動をしよう、無酸素運動はNG
・サプリや漢方では痛風に効果はない
普段の生活習慣を見直すのは難しいことですが
イタイ思いをしてまで今の生活を貫くのも
またイヤなものですよね。
食べ物はキノコ、ヨーグルトを積極的にとる
ラジオ体操、寝る前のストレッチをする
まずはこのあたりから始めてみましょう。
運動は特に習慣にしにくいのですが
やってみると気持ちいものです。
楽しむキモチが大切ですね(･∀･)
